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ストーリー
始まりは、とある少女が生まれながらにして体に不思議な痣を持ち、若くして謎の衰弱死を遂げたことからだった。痣は死と同時に淡く光りそして消えた。
痣を持つものは年々増え、それは不治の病として恐れられた。
多くの犠牲の中でその痣を持つものは神の力を分け与えられたものであり、同じ願いを持つものと『契約の儀式』を行うことで、その命を少し長らえることができると解った。
神から授かった聖なる痣は『聖痕‐スティグマータ‐』と崇められ、それを持つ者は『天使-メッセンジャー-』と呼ばれるようになった。しかし契約の儀式を履行したとしても、聖痕は天使の命を蝕み続けた。生き延びるためには、より強い願いを持つ天使であることを神に証明し、聖痕を完成させなければならない。故により強い契約者は求められ、彼らの争いは避けられなかった。
次第に平和な日々を送る人々は、天使の神話などお伽噺だと笑うようになった。中には天使のことを「人間同士の争いの種」と揶揄するものまで現れた。契約者は災厄を留めるもの『契約者‐ディテイナー‐』と呼ばれるようになったのです。
ストーリー随時執筆中!
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